高い素材 樹下宇右衛門 ●極上和本YM4695●〈教訓心法〉今昔道之栞・浪華樹下翁教訓今昔道の栞 樹下恂 『〈教訓心法〉極楽住居』3編 石門心学 和書

■〈教訓心法〉今昔道之栞［〈心学教諭絵入〉今昔今昔道・浪華樹下翁教訓今昔道の栞］

【判型】半紙本3巻3冊。■■黄海々戦ニ於ケル松島艦内ノ状況 木村浩吉 明治発禁本 日清戦争■■。縦221粍。弘法大師・灌頂記/明治39年/日本の書聖として慕われる空海の傑作・気構えのない倉卒の魅力を持つ/明治36年国宝指定・高雄神護寺所蔵。

【作者】樹下(ジュゲ)宇右衛門（樹下恂・樹下翁・板屋宇右衛門）作。岳飛撰『岳忠武王集 全』文久3年 和泉屋金右衛門刊 江戸時代和本 中国南宋の武将・岳飛の漢文集 漢籍唐本和刻本。浦川公左画。為誰菴由誓(豊島由誓)閲 栢隠新甫(海老原新甫)撰 米佛苣麿校『俳諧五元一覧』安政5年跋刊 江戸時代和本 俳諧書 俳書 俳句。

【年代等】嘉永元年4月、梅村有容序。古文書 「名家文集（全）」 中国 明遺民 張非文傳 安積覚 三宅□明ほか 歴史資料 水戸藩 江戸時代 醒狂陳人編「詞林摘英巻之六」。嘉永2年12月刊。岐阜県図　全９舗（仮題）　製作者等不明。［大阪］河内屋太助ほか板。本多芳雄編『明治新刻商法往来』明治12年 荒川藤兵衛刊 明治時代和本 往来物。

【備考】分類「心学」。長谷川伸旧蔵書 兵林館編 大竹政直画『忠勇録 全』明治28年 柴田源三郎刊 浮世絵師/陸軍参謀本部地図課の大竹政直挿絵。『〈教訓心法〉今昔道之栞』は、天保10年刊『〈教訓心法〉極楽住居』（初-2編）の3編として著された心学書。当方、先祖代々受け継がれ曽祖父蔵にて保管　　小笠原　古文書　書状。序文いよれば、本書は天保10年頃に死去した作者遺稿を出版したもので、「昔の話を以て道のしをりとして、今の人の心の行方を知らし」めんとしたもので、梅村有容は序文で「其辞（コトバ）深切・叮嚀にして、且、人情世態にかなひ、譬喩論辨明にして悟り安く、読（よむ）者をして道に志を興起せしむる事、実に世の教となる所也」と評している。遠藤通(遠藤鶴洲)『救荒便覧前集』天保7年序 白鶴義斎蔵板 江戸時代和本 藤浪剛一および北里柴三郎子息/北里文太郎旧蔵書。書名の通り、各巻とも「今はむかし…」と起筆する。噎反胃論　袋附　月向太田主計先生著。上巻は「或賢き人」の話を取り上げ、金銀を貯めても子孫が倹約を守らなければその財産は当てにならず、聖賢の書籍を多く集めて子孫に与えても子孫が学ばなければ紙魚の餌ち化す、それゆえ、子孫を愛するならば陰徳を積んで子孫長久の基とすべきであろうと諭す。日本名蹟図誌第三編・加能宝鑑・上下2冊/渡辺市太郎/明治31年/加賀国総説・能美郡総説・石川郡総説・金沢市総説・河北郡総説・能登郡総説。そこで、享保年間の『仁風一覧』を紹介したり、いくつかの寓話を引きながら陰徳の意義を縷々諭す。高城與五郎編『万国小地理書』（全2巻揃・合本1冊）明治20年 翠嵐書屋蔵版 明治時代和本 銅版画挿絵入 明治中期の世界地理書。中巻は、「百物語」に触れ、「禍福は己よりこれを求めざるもの無し」（孟子・公孫丑）の語を掲げて、禍福が全て己の心に起因するもので、「自ら心よりなせる禍」は決して逃れることは出来ないと戒める。m327◆裁断要事録◆写本◆江戸 寛政 関所改方 入鉄砲出女 手負 囚人 死骸 首 道中奉行 扶持 川越 街道 往来@和本/古文書/古書。続けて、経書の金言や教訓歌・寓話を交えて、子孫を良き友に交わらせて善導すべきこと、まず人の道を知るべきことなどを説く。田川鳳朗編『続砺浪山集 続有磯海集』（全2冊揃）天保11年後跋刊 江戸時代和本 俳諧書 連歌 俳句 俳書 富山県郷土資料 松尾芭蕉関連書。さらに下巻では、捨てられた盲目の男児の逸話を通じて、大人・君子と小人・凡夫との違いは身体ではなく心によるもので、天が命じた「仁義の性」に従って私心・私欲の身勝手を慎み、仁義に基づく生き方をする重要性を強調する。岡白駒(岡田白駒)輯『春秋左氏伝ケイ』（全10巻5冊揃）柳原喜兵衛刊 江戸時代和本明治刷。このほか、「色と欲との締（ワナ）のいましめ」の訓話を載せるが、これは盤察著『除睡鈔』1巻の「女、父母の前に於いて左右の肩を脱ぐ事」を脚色したものである。戸川浜雄旧蔵書 山崎美成編 菊池容斎画『名家略伝』（全4冊揃）天保13年英屋文蔵刊 木村蒹葭堂 伊藤若冲 皆川淇園ら 江戸時代和本。なお、各巻とも数葉の教訓画を挿み、「老婆が正直、人を感ぜしむ」など12葉を掲げる。イソップ原作 楠山正雄編 武井武雄画『イソップものがたり 幼年文庫』昭和24年 光文社刊。

★原装・題簽付・極美本。横山山城守前田利長公覚書　　寛永十八年九月十三日。稀書（全国に所蔵数カ所（国文学研究資料館DB））。江戸和本　消息往来画抄（文久元年　酉年　初夏　1861年）十返舎一九著述　吉田屋文三郎　版。