お歳暮 文政8年 児玉南柯 岩槻藩儒 ●極上和本YM3216●徳教篇 著者蔵板 稀書 極美本 教訓書 童蒙教化 和書

■徳教篇（児玉南柯）極美本 稀書

【判型】半紙本1冊。歌川国政（梅堂小国政）『歴史叢画』明治25年 牧金之助刊 彩色木版画譜 明治時代和本 歴史画 浮世絵 錦絵。縦239粍。『松浦星洲印譜集 多自刻』江戸後期〜明治時代頃 落款篆刻 原鈐印譜100顆以上。

【作者】児玉南柯作・序。坪内逍遥『熱海ペーヂェント』大正14年 博文館刊 初版本 坪内逍遥直筆献呈署名入（「呈 駒田君 著者」）三重県・駒田家旧蔵書。

【年代等】文政8年（1825）10月序・刊。絵本直指○　一・ニの巻。［岩槻］著者蔵板。【古書】整体法の基礎 野口晴哉 全生社。

【備考】分類「教訓」。■■黄海々戦ニ於ケル松島艦内ノ状況 木村浩吉 明治発禁本 日清戦争■■。南柯が岩槻藩領民の童蒙教化のために著した教訓書。弘法大師・灌頂記/明治39年/日本の書聖として慕われる空海の傑作・気構えのない倉卒の魅力を持つ/明治36年国宝指定・高雄神護寺所蔵。序文によれば、ある日の侍読の際、藩主に本書を披露したところ、後日、「此篇は好書なり。岳飛撰『岳忠武王集 全』文久3年 和泉屋金右衛門刊 江戸時代和本 中国南宋の武将・岳飛の漢文集 漢籍唐本和刻本。板にちりばめて領内の民に施しなば、孝道を教るひとつのたすけともなりぬべし。為誰菴由誓(豊島由誓)閲 栢隠新甫(海老原新甫)撰 米佛苣麿校『俳諧五元一覧』安政5年跋刊 江戸時代和本 俳諧書 俳書 俳句。されども今すこしやはらげて、書をよむいとまなきものゝ耳に入りやすからしめば、いかにぞや」との仰せを頂き、その通りに改訂を施し上梓した。古文書 「名家文集（全）」 中国 明遺民 張非文傳 安積覚 三宅□明ほか 歴史資料 水戸藩 江戸時代 醒狂陳人編「詞林摘英巻之六」。内容は和漢諸書に基づいて孝道を述べたもので育児書ではないが、跋文で「右は、をのれ前に随筆せし物のうちより、孝にかゝれるをのみゑり出てしるせり。岐阜県図　全９舗（仮題）　製作者等不明。かくのみいひては、父母たるものは、子に対し、いかに我まゝにてもよきといふやうに聞ゆれど、父母には父母の道あり。本多芳雄編『明治新刻商法往来』明治12年 荒川藤兵衛刊 明治時代和本 往来物。…父母ゆがみくねりて子にむつかしき行ひをなさしめて、孝子の名をあげさするは、父母におゐては恥辱とすべし。長谷川伸旧蔵書 兵林館編 大竹政直画『忠勇録 全』明治28年 柴田源三郎刊 浮世絵師/陸軍参謀本部地図課の大竹政直挿絵。…父たるの道をおさめ、をのれが私に勝て、短慮を押へ、疎忽(そこつ)の詞を子に対しても出さぬやうに心がくべし…」と親の心得を縷々述べている。当方、先祖代々受け継がれ曽祖父蔵にて保管　　小笠原　古文書　書状。

［備考］本書の版木はさいたま市指定有形文化財（南柯の菩提寺、浄安寺に南柯の遺品とともに保管）。遠藤通(遠藤鶴洲)『救荒便覧前集』天保7年序 白鶴義斎蔵板 江戸時代和本 藤浪剛一および北里柴三郎子息/北里文太郎旧蔵書。

★原装・題簽付・極美本。噎反胃論　袋附　月向太田主計先生著。稀書（全国に所蔵数カ所（国文学研究資料館DB））。日本名蹟図誌第三編・加能宝鑑・上下2冊/渡辺市太郎/明治31年/加賀国総説・能美郡総説・石川郡総説・金沢市総説・河北郡総説・能登郡総説。