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中国墨　壬午年海陽方于魯珍蔵 1958年 安徽省歙県老胡開文墨厂
在銘『若翁』七十七歳　朱印『不知火人』『菊如』　 朱印 『光琳』秋の画 / 刈萱図　掛軸 茶掛け 茶道\r\r上部/長月庵若翁による後鳥羽上皇を踏まえた歌\r\r堀若翁 ほり-じゃくおう\r 1734－1814*　江戸時代中期-後期の俳人。掛軸『四国八十八ヶ所霊場御朱印』仏画 絹本 共箱付 掛け軸 a08208。\r若翁は肥前大村の藩士で、姓を堀氏名を徳輝通称孫左ヱ門、雅号を桃園・菊如・不知火人・白雲盧などと号し、経学に精通詩歌・俳諧の道に長じ、最後の住地の三重県伊賀市の愛染院故郷塚再興のときは年七十七だった。【ひな祭り掛軸】女の子 桃の節句 掛け軸。\r\r愛染院は三重県伊賀市にある真言宗豊山派の寺院である。書道具　中国古墨　胡開文　倉松万古　 2枚セット112g 大巻松煙。\r文治建久年間に憲深僧正がこの地で後鳥羽天皇の病気平癒を祈願し勅によって偏光山愛染院願成寺号を賜り、日向の法印鏡覚阿闍梨を開基とした。唐物 中国古玩 中国亀硯 亀 硯 16×11cm 重さ1240g 箱 骨董。\r若翁は芭蕉の顕彰に尽くしたことで知られている。大徳寺435世管長 大綱宗彦自筆一行書『日々是好日』掛軸。\r当寺は松尾芭蕉生家の菩提所でもある。書道具　胡開文　中国墨　範曽墨　 2枚セット　114g 未使用。\r芭蕉は愛染院のすぐ西で誕生し、29歳までこの地で過ごした。たかちゃん【堀内宗完(兼中斎)】一行書『冬嶺秀孤松』紙本 共箱 外箱 掛軸。\rその後江戸、元禄7年（1694年）大阪市南御堂花屋で病没した。【真筆】茶掛　一期一会◆大徳寺派 宝林寺 前大徳 福本積應 共箱・タトウ箱付。\r遺骸は義仲寺に葬られたが、臨終に馳せ参じた伊賀の門人、服部土芳、貝増卓袋は遺髪を奉じて帰り愛染院に埋め、故郷塚（こきょうづか）ととなえた。前大徳 福本積應 肉筆 「春入千林処々鶯」 紙本 掛軸 共箱。\r\r【翻】\r後鳥羽上皇の仰せられし\rほそき一すしのミことはを\r守りなから古翁の申され\r けるよし\rかるかやのすかたも\r 道のたよりかな\r 七十七老\r 若翁\r【訳】\r後鳥羽上皇のおっしゃられた「細き一筋御言葉」を守りながら古翁が申された由\r刈萱の姿も道の便り哉 \r解釈:(丈が高い)刈萱の姿もまた、道の便りにするところであることよ\r【註】 細き一筋の御言葉...松尾芭蕉の俳文である『柴門辞』に以下のような文言があり、これを踏まえたものと思われる。掛軸 大綱宗彦 瓢箪図 工芸 画賛 書。 \r後鳥羽上皇の書かせ給ひしものにも、「これらは歌に實ありて、しかも悲しびを添ふる」と宣ひ侍りしとかや。大徳 515世管長 藤井 誡堂 無事是貴人 紫野 三玄院 臨済宗 禅宗 茶掛。さればこの御言葉を力とし て、其の細き 一筋をたどり失ふる事なかれ。徽歙曹素功堯千氏造　七十二才呉昌碩墨　五石漆煙。猶、「古人の跡を求めず、古人の求めたる所を求めよ」と、南山大師の筆の道も見えたり。掛軸 久保光瑞 雲龍 共箱 高野山大僧正 書。 \rこれは芭蕉の門人である森川許六との別離の言葉とのこと\r\r下部　/朱印 『光琳』秋の画/刈萱図\r上貼長月庵若翁の歌中の刈萱/オガルカヤの図。中国古美術 墨置 墨床 ガラス　硝子。\r寸法：全体高さ158cm 　幅31.2cm 画寸　高さ81cm 　幅26.8cm\r再表装済みにて状態は良好です